TOPICS

トピックス

社団法人中小企業センター賞 受賞(2001/01/24)

2001年1月24日、当社は社団法人中小企業センター賞を受賞しました。同賞は、資本金または出資総額が3億円以下の株式非公開企業を対象に技術開発や経営の刷新などで成果を上げている企業に贈られるもので、全国表彰、地区表彰、特別奨励賞、技術開発奨励賞の区別があります。本年度の全国表彰2社のうち、1社に当社が選ばれました。

(上)2001年1月24日付 日刊工業新聞 (下)2000年11月22日付 日本経済新聞

授賞式の模様

全国表彰が検討される候補企業の資格についてその内容には、「経営成果は、単に該当企業の業績伸展にとどまらず、広く産業・経済・社会の発展に貢献し、地域社会と共生する良き一員として模範になるもの」とあり、技術開発分野では、「国産技術の開発として注目され、その事業化により著しい実績をあげたもの。」とあるところから、当社の業績に対する評価のみならず、当社が有する世界レベルの特許権およびその商品化実績についても評価があったものと思われます。

当日の表彰式典では、当社社長 星野義裕が受賞者14社を代表して受賞の挨拶をしました。

受 賞 者 代 表 挨 拶
星 野 楽 器 株 式 会 社 代表取締役 
星 野 義 裕  

只今、御紹介を賜りました星野楽器株式会社の星野でございます。  誠に僭越ではございますがご指名頂きましたので、本日晴れの表彰を受けました受賞企業を代表致しましてご挨拶申上げます。  
本日、平成12年度、第34回社団法人中小企業研究センター賞の表彰式に当たり、橋本理事長様始め役員の皆様方、また各界御来賓の皆様方のご臨席のもと伝統ある本賞を賜りましたことは、私共にとりましてまことに名誉なことであり、改めて関係の皆様方に厚くお礼申上げる次第でございます。  
国内外でミレニアムと騒がれながら、なかなか景気回復の兆しが現れない2000年でしたが、その中で今回受賞致しました企業は、技術力、創造力、革新性など、それぞれが持つ独自の個性により、厳しい中、新たな市場を開拓してきたことを評価頂き、そしてそれは競争力というものが企業の規模には比例していない事の証として、受賞の栄に浴したものと存じます。このことは、私共、企業の経営に携わる者にとりましては、誠に意味深く、またこの上ない喜びであると共に光栄に存じます。  
しかしながら、厳しい市況の中、今までの成功というものが明日の成功につながるという保証はどこにもなく、今後より一層進歩していく世の中のスピードに追いつき対応していくことが、今後も必要とされると認識しております。  
また、どの業界に於かれましても「良いものを安く」という事は、商品を供給していく側の企業として一つの大きな命題であり、そのためには生産現場の管理する技術の向上と共に、日々新たな企画、開発を追い求め、知恵をしぼり、汗を流すという、常に最大限の努力を継続していくいことが求められていると思います。  
私ども星野楽器グループにおきましても、音楽というある種世界共通の文化の中で、それを創造、表現していくための道具である楽器というものを通し、文化に貢献していく為に、また今回の受賞に恥じぬよう努力を継続していく事を心新たにしております。  
ご臨席の皆様には、今後ともご指導ご鞭撻のほどをお願い申し上げまして、お礼の言葉とさせて頂きます。本日は、誠に有り難うございました。

BACK