TAMA

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1974-1983
The TAMA Origin Story

現代に通じる革新性という意味においてハードウェアを主軸とした商品展開に目を奪われがちだが、Imperialstar、Superstar、Artstarなどその後のTAMAのドラムの方向性を決定づけるドラムも数多くラインナップされた時期でもある。特にSuperstarは一流アーティストを迎えるきっかけとなったシリーズであり、まさにブランド創成の10年間と呼ぶに相応しいと言えるだろう。

1974-1983

1984-1993
Era of Exploration and Experimentation

音楽にビジュアル的訴求力が求められるようになり、その潮流はドラムにも大きな影響を及ぼした。ツーバスにタムが4つ、フロアタムが3つ、さらにゴングバスをセットするなど巨大なセットアップが好まれた時代だ。Power Tower Systemが登場するなど、大掛かりなセットを実現するための商品がラインナップされているのが、それを彷彿とさせる。
その一方で、レバーグライドハイハットスタンドやIron Cobraドラムペダルなど、現在のTAMAを代表する商品が生まれた時代でもある。

1984-1993

1994-2003
The Pursuit of Progress

StarclassicやIron Cobraの第二世代型など、現在に続く代表的モデルが発売された期間。ここまで蓄積された知識やノウハウを活用することで、機能のための機能ではなく“より良い音の追求”という、楽器としての良さを生み出すための技術開発により重きを置いた姿勢にシフトする動きが見え始めた時代と言える。
音楽もその練度が上がり、楽器にも耐久性だけではない、ドラマーのプレイを下支えするような精緻なモノづくりが求められるようになった。

1994-2003

2004-2013
A Modern Revolution

ドラムサウンドの可能性を広げるための新しい挑戦が始まった時代。シェルマテリアルにおいてはブビンガという新しいサウンドの可能性を示す一方、高速フットワークに最適化したSpeed Cobraペダルをリリース。既存ラインナップではカバーできなかった需要に応える商品展開が続いた。
分けても2013年発売のSTAR Drumは、HR&HMというイメージの強かったTAMAドラムに新しい風を呼び込む契機となった。

2004-2013

2014-NOW
Continual Variations on a Theme

音楽ジャンルの多様化に対応して、商品展開も異なるプレイスタイルに向けて拡充されていく。機能豊富なSTAR HARDWAREやシンプルなThe Classic Stand、省スペース性を追求したClub-JAM Kitなどがその好例。また、楽器だけでなく周辺商品にも力を入れ、アクセサリーやバッグなども展開が広がる。SNSの発達により消費者との距離が近づいたことで、より彼らの音楽ライフを総合的にサポートする姿勢が求められる時代なったと言えるだろう。

2014-NOW